N国・上杉幹事長『党人権宣言』記者会見まとめ

時間のない人向けに動画の内容をまとめる「忙しいN国支持者のための動画まとめ」の第二回目。
本日は9/4に行われましたN国党・上杉隆幹事長の『党人権宣言』記者会見の内容をまとめたいと思います。

2019年9月4日 記者会見 『党人権宣言』 N国党 上杉隆幹事長


今回も各項目の横にその内容が話されている時間を記載していますが、youtubeのコメ欄で指摘もあるように音声が小さくて聞きにくいんですよね。
そのためにもしかしたら聞き間違いなどがあるかもしれませんのでご了承ください。
上杉隆幹事長、対策のほどよろしくお願いします。

では、以下まとめです。
 
「党人権宣言」について(0:06~)
・NHKから国民を守る党として「党人権宣言」を出します
・党や所属議員の言動に批判がある反面、国政政党としての党や党首の活動が伝わってない面もある
・N国は日本、日本国民及び世界の平和や人権に配慮した方針を示すため「党人権宣言」を作成した
・まだ党の正式決定を経ていない仮案だが、今後党大会などで練り、12月の「世界人権デー」に合わせて発表したい

「党人権宣言」の趣旨や内容について(1:45~)
・趣旨は欧州の各政党が出しているように人類普遍の希求すべき「平和」や「人権」への配慮を党としてきちんと打ち出すこと
・仮案は27箇条
・現在は党決定を経ていないので幹事長での発案だが、最終的には直接民主主義によりみなさんで考えていただく

「党人権宣言」の1条から4条までの説明(2:40~)
第1条
日本社会のすべての構成員の固有の尊厳と平等で譲ることのできない権利とを承認することは、N国党が最初に保証する自由、正義及び平和の基礎である。

第2条
人権の無視及び軽侮が、人類の良心を踏みにじった戦争などの野蛮行為をもたらした反省に立つゆえに、N国党は言論の自由を徹底的に保護し、メディア等による恐怖及び欠乏のない社会の到来に寄与することを誓う。

第3条
日本国が、専制と圧迫とに対する最後の手段として反逆に訴えることがないようにするためには、法の支配によって人権を保護することが肝要であるので、あらゆる国との友好関係の発展を促進することが肝要である。

第4条
N国党人権宣言は、基本的人権、人間の尊厳及び価値並びに男女LGBTの同権についての信念を再確認し、かつ、一層大きな自由のうちで社会的進歩と生活水準の向上とを促進することを確認する。

※5条以降は上杉隆オフィシャルサイトでご確認ください
N国党「人権宣言」(幹事長案)

・この「党人権宣言」は「宣言」であり党の規約の様に拘束されるものではない

以上が「党人権宣言」についての発表でした。
続いて事務連絡がありました。

事務連絡(5:36~)
・丸山穂高議員が8/15付けで副党首に就任
・丸山議員が出席した8/15の全国戦没者追悼式は副党首の立場で党首代理として出席した
・定例会見を毎週金曜日に行う
・定例会見は立花党首が基本的に行うが、不在の場合は幹事長もしくは副党首が幹部会見として行う
・週の初めに党の役員会を開催する
・出席は党首、幹事長、副党首に加え会派である渡辺喜美参院議員の参加も

以上が事務連絡でした。
続いて質疑応答です。

Q・
丸山穂高副党首の竹島戦争発言について(9:20~)
A・
我が党としては言論の自由を徹底的に保護する立場から、内容ではなく発言については擁護する
内容については、個人的には丸山議員の考えとは180度違うし認められない、賛同できない
ただし丸山議員の発言は認められないが発言の自由は守られるべきである
議論を防いではいけない、それをメディアが口封じして良い悪いを判断するのはおごりだと思う
  
Q・
党としてNGとなる発言の中身とはなにか(14:58~)
A・
ヘイトの発言はNG。「人権宣言」を作った一つの理由でもあるので避けるべきだ

Q・
戦争発言について丸山副党首と幹事長の間でまたは立花党首との議論はあったのか(18:03~)
A・
立花党首とはチラッとだけ話した。発言に良い悪いは無く、N国には発言の自由があるのでそれを否定することは全くない
丸山副党首とは電話で話をしたが戦争発言については話をしていない。今回の件も丸山副党首のツイッターを見ただけで議論して丸山議員の意見を変えさせるつもりもない

Q・
これからも戦争発言の中身について丸山副党首と議論するつもりがないのか(20:50~)
A・
会えば普通に「僕はあれには反対だ」というと思う。だからといって丸山副党首の考えを変えようとするつもりはないし否定するつもりもない。

Q・
衆院選で全小選挙区に候補者擁立すると言ったが埼玉知事選後に白紙撤回された。党の公式見解は?(23:11~)
A・
選挙の戦略に関しては立花党首の方針でいくので党首がそのような分析をしたのならそうなんだと思う
ただしあれは今年解散総選挙があればもう間に合わないという文脈の中での発言だったので、選挙が来年になり間に合えば変わりはないとをすることを幹事長としては話をしていきたい
候補者の公認に関しては探すまでもなく多数の応募がある。過去3度他党の公認作業に加わらせていただいたが、それと比べて応募のスピード感、風速が尋常じゃない
これを見ていると289ある全小選挙区に擁立するのも非現実的ではないという実感がある
お金の面等では心配していないが、ただなんでも擁立すればいいというものではなく、状況を十分分析したうえで立花党首が最終的に決断すればいい

会見は以上です。

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