高須克弥氏のN国批判を徹底的に批判する

先日も高須克弥氏のN国批判について記事にしたが、



更に高須克弥氏がN国批判を繰り返しているために徹底的に批判する。


高須クリニックの高須克弥院長(74)が13日、自身のツイッターを更新。タレントのマツコ・デラックス(46)が、出演するTOKYO MXの「5時に夢中!」(月~金曜・後5時)内で、自身の政党や支援者を侮辱したとして、「NHKから国民を守る党(N国)」の党首・立花孝志参院議員(51)が12日、マツコに“直談判”するため、東京・千代田区の同局を訪れたことに見解を示した。
高須院長は「僕は、これは暴力だと思います。いじめの煽動をしているようにも見えます。失望した僕の感性は変ですか?」とツイート。

 その後、立花氏が生放送中のスタジオ前で演説をしたことを報じるネットニュースを引用し、「営業妨害だと思います。僕の一番嫌いな建設なき破壊行為です。失望しました」とつづった。
 

以下、高須克弥氏の関連のツイートである

前にも書いたが多くの方が問題視しているのは

公共の電波を使用して放送する、しかも放送法で「政治的公平性」が義務付けられているテレビ局が番組内で一政党と有権者を根拠も示さず「気持ち悪い」「宗教っぽい」と表現したこと

である。
これを高須克弥氏は一切無視して、抗議行動を「営業妨害」「建設なき破壊行為」と批判している。
立花党首は「テレビという権力を使って一方的に政党や支持者を根拠もなく誹謗中傷し反論する場も与えないのはおかしい。異論があるならいくらでも対談し議論する」と明言している。
それを無視しているのは放送局側でありマツコ・デラックスである。
議論をする必要性を感じないなら、道理的な理由と共にそう表明すればいい。
それすらしない、取った行動は無視なのだ。
この議論にすら応じない姿勢について高須克弥氏は一切触れようとしない。
そんな高須克弥氏が過去に議論についてこのようなツイートをしている。



推察するに、議論できるほどの理論武装ができてないんでしょうな。負けることがわかっているから逃げるのでしょう。

今こそこの言葉をマツコ・デラックスにかけるべきだろう。
テレビ局に押し掛けるあの抗議の方法は賛否が分かれるだろう。
やりすぎという感情が生まれることは当然だと思う。

ただ、あれを「やりすぎ」「暴力」と表現する人は、同時に反論出来ないテレビの場で一政党や支持者を「気持ちが悪い」「宗教っぽい」と印象操作する暴力についても答えるべきだ。

そこを逃げるから卑怯なのである。
高須克弥氏は誹謗中傷には「正式に抗議し、法に則って闘う」と言ってるが、
放送法違反の発言は擁護して、それに対する抗議は営業妨害で違法行為だと断罪するのはダブスタもいいとこである。

また高須克弥氏によるとマツコ・デラックスは「タレント生命をかけて発言している」そうだ。
公共の電波を使ったテレビでタレント生命をかけて発言してるなら根拠のない誹謗中傷と放送法違反の発言には責任を取ることが当然である。

責任とは番組内での謝罪と訂正だ。

それすら出来ないタレントをたいしたものと評価する高須克弥氏の良識はそんなものである。
マツコ・デラックスの歯に衣を着せない毒舌を面白いと思うことは個人の自由である。

しかしそれと政治的に公平、公正に放送しなければならないという放送法を守らないのは別問題だ。

もう一度書くが、今回の批判の本質は

公共の電波を使用して放送する、しかも放送法で「政治的公平性」が義務付けられているテレビ局が番組内で一政党と有権者を根拠も示さず「気持ち悪い」「宗教っぽい」と表現したことへの批判

である。
決してマツコ・デラックスというタレントそのものへの批判や不満ではない。
あくまで「気持ち悪い」発言はきっかけにすぎず、NHKをはじめとした地上波テレビ局全体への不満が根底にある。


と、ここまで書いたところで新たにこの様なツイートがあった。



開いた口がふさがらないとはこのことだ。
テレビの放送内での根拠のない誹謗中傷を「民間人の発言」、抗議を「大騒ぎ」、「政治的圧力」と歪曲し、異常と結論づける。
高須克弥氏も野口健氏も自身への数多い批判リプには答えない。
両氏ともよほど守りたいものがあるようにしか見えない。
これが放送利権というものなのだろう。

もうここまできたらどんどん燃え上がるべきだ。
既得権益側と国民の間で大論争をすればいい。
無理筋な論調で既得権益側を擁護すればするほど、今の異常さに多くの国民が気付くだろう。

高須克弥氏が逆にマツコ・デラックスを追い詰めていることに気付かないなら、彼もそれまでの人だったということだ。

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